青は藍より出でて 藍より青し
こんな 言葉が ふと浮かんだのは 東山魁夷の『あお』に京都の近代美術館で出会った時だった。
意味の使い方は違うけど 印象的な『あお』に出会えた瞬間だった。
近代美術館に初めて行ったのは ヴァンクリーフ&アーペルの宝飾品の展覧会に 何年か前のG.W.に行った時だった。
それから 色んな画家の絵を 見て来た。
東山魁夷は それより以前 京都駅ビル伊勢丹の中にある『えき』で 出会ったと思う。
俺は青色が 好きで尚更 惹かれたのかもしれない。
『道』というタイトルの この絵を見た時 俺は 永観堂にある二河白道の絵を反射的に思い出した。
唐招提寺の障壁画の これは 鑑真和上を思い 描いた絵らしい。
ラピスラズリの粉を使った絵の数々は 今も俺の心に残る。
次は どこに行くかな?